パウエル前国務長官、オバマ氏を支持

アメリカの前国務長官、コーリン・パウエル氏
今晩のAP/ABC Newsを聞いていたところ飛び込んできた、かなりビッグなニュース。

Colin Powell endorses Barack Obama for president

以下、英文の解釈も含めてもう少し詳しく解説。
(見出しの英文の意味がバッチリな方はリンク先の原文へどうぞ)

Colin Powell: コーリン・パウエル氏は、現在のブッシュ政権(Bush administration)発足時から5年ほど国務長官(Secretary of State)を務めていた人物で、共和党(the Republican Party)の党員。(ちなみに、現在の国務長官は、コンドリーザ・ライス女史)

endorse [v.t.]: ここでは、他動詞で「支持する」の意味。 
日常会話では、 小切手の裏書きをする、などの意味もあります。

Barack Obama: もちろん、民主党(the Democratic Party)選出の次期大統領候補者であるバラク・オバマ氏ですね。

さて、このニュースにどんな意味があるでしょう?

まず、共和党を長らく支持していたパウエル前国務長官がここに来て元々の支持政党ではない民主党のオバマ氏の支持を明確に打ち出したということ。いわゆる、「超党派」の動きってやつ。

これは、共和党のマケイン候補には非常に痛い。 逆に、オバマ氏には大きな追い風になることは間違いありません。

これを日本の政治、もうすぐ行われるであろう衆議院選挙に例えれば、自民党の小泉元総理が総裁候補の(ってか、既に首相になってますが)麻生氏を支持せずに、民主党の小沢さんを支持する、みたいな感じになります。

(ただ、パウエル氏は日本の外務大臣に相当する国務長官までなので、小泉さんだと例えとしてはちょっと強すぎるんですが、他に良い人を思い浮かばなかったので・・・)

このニュースを見聞きする限り、パウエル前国務長官も、変化が必要だということをオバマ氏を支持する理由の一つに挙げています。 

その他の理由としては、マケイン氏では現在の金融危機に対して不安だということ、マケイン陣営がオバマ氏の揚げ足取りや個人攻撃に終始していること、サラ・ペイリン副大統領候補は(大統領が職務を遂行できなくなって副大統領が大統領になる場合に)まだ大統領にはなれない(not ready)、などなどいくつもありますが、パウエル氏がオバマ氏と同様に白人ではないことももしかしたら理由の一つなのかもしれません(Digg などのサイトにはそういう穿った見方もあるようです)。

しかも、しかも、米国の主要な新聞であるワシントン・ポストや、ロサンゼルス・タイムズなどが続々とオバマ氏支持を打ち出している・・・

と言う訳で、アメリカの大統領選挙、いよいよ米政治史上初の非白人の大統領誕生となるのか?
歴史的な瞬間まで、あと2週間ちょっとですか・・・

  • afnfan
  • 2008/10/20 02:18
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