ブッシュ大統領、イラクで熱烈な歓迎

来年明けに任期切れとなり、オバマ次期大統領にバトンを渡すことが決まっているレイムダック・ブッシュ大統領ですが、残す所あと一ヶ月あまりとなった今、なぜかイラクを電撃訪問。

そして、日本のメディアでも大々的に報じていたので、このブログの読者の皆さんも既にご存知かと思いますが、記者会見の席で地元メディアの記者某氏からは特に熱烈な歓迎の印がブッシュ大統領にプレゼントされました:



Shoes thrown at Bush

某局ニュースキャスターのA女史は、こういうのは良くないですよねー、なんて模範的なコメントを述べられていましたが、俺にはあの地元記者の人の気持ちが分かる気がする。

あのアンポンタン・ブッシュがイラクを滅茶苦茶にしたのは紛れもない事実だからだ。

俺は今朝、テレビのニュースで見たのに加え、AFNでもNPRを帰宅途中にラジオで聴いている時に、このニュースを聴いた。
多分AP Radio News などでもこの珍事が起きた直後に報じられていたと想像する。

どのみち、あと一ヶ月ちょっとなので、あとは早く後任のオバマ次期大統領にイラクの後始末、米軍撤退もお任せ、ということになるのだろう。

まぁ、いずれにしても、早くイラクやアフガニスタンを初めとした中東地域の治安が回復すること、そしてアメリカを震源地として世界中に激震が走った金融危機とそれによる不況から世界の経済が早く立ち直ることを祈るばかりだ。。

簡単な英語ワンポイント

  throw ・・・ at 〜: ・・・を〜に投げつける。

「投げる」の動詞は throw ですが、今回のように何かを誰かに投げつける、と言う場合は前置詞に at を使います。

参考記事@NPR: Bush's Iraq-Afghan farewell tour marred by dissent

  • afnfan
  • 2008/12/15 23:36
  • コメント (4)
  • トラックバック
英語オンライン講座 | 90日で聴き取れる! | 海外サイト | 掲示板/BBS
メールアドレス:

Powered by
英会話上級を狙うネイティブ英語リスニング塾(音声付)@まぐまぐ

Trackback on "ブッシュ大統領、イラクで熱烈な歓迎"

このエントリーのトラックバックURL:    トラックバックについての当ブログ方針

"ブッシュ大統領、イラクで熱烈な歓迎"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "ブッシュ大統領、イラクで熱烈な歓迎"

ちょっと違った視線で考えてみましょう。
・記者がイラクで政府要人、外国政府要人の前で「抗議or侮辱の意思」を表せるような環境にしたのは何処の誰なのか?
・この記者はイラク当局に拘束されているようですが、釈放を求めるデモが起こっています。それでは、当局に拘束されている者の釈放を求めるデモが起こせるよな環境にしたのは何処の誰なのか?
・これらの変化はイラク人自身によって引き起こされたものなのか?

戦争は悲劇ばかり目が向いてしまいがちです。しかし、表現の自由という当たり前の事がイラクにも根付き始めたと捉えると、ブッシュ大統領を少しは評価できるのではないでしょうか?

  •   みや
  • 2008年12月19日 21:22

みや 様、

コメントどうもありがとうございます。
 
イラクにおける「表現の自由」については、ご指摘の通りですね。これは確かに良いことだと思います。
イラクをフセインの圧制から解放したというプラス面の一つと思います。
 
確かに、当方の今回のブログ記事はブッシュ大統領に対してネガティブなものであることは否定しません。

ただ、イラクについては、サダム・フセイン大統領が持っていたとされる大量破壊兵器は結局出てこなかったわけで、9/11に端を発したテロとの闘いという、ブッシュ大統領がイラク侵攻に踏み切った大義名分がそもそも無かったことは事実です。
 
イラク戦争では、イラク人が2万〜3万人も死亡し、民間人も家を失ったり、家族と離れ離れになったり、と非常に困難な状況となりました。
 
また、米軍自身の軍人も死者数が4,000人を超えています。
イラクの圧制はイラク自体が解決すべきであったイラク自身の問題であり、アメリカが関与したのは内政干渉にすぎません。
 
(また、つい最近、アラン・グリーンスパン前FRB議長が、自著本でブッシュ政権が原油のためにイラク侵攻を決断したという暴露が話題になっているようです。)
 
一方で、つい最近もインドのムンバイでイスラム過激派によるテロが発生するなど、国際情勢は9.11/イラク戦争以降もさらに不安定さを増しているのが実情です。
 
ブッシュ大統領は、任期後も自身の決断によってどのようなマイナスの影響があったかを良く考え、反省すべきだと、個人的には考えています。
 
イラク国内の「表現の自由」は確かにプラスとして評価できる一方で、犠牲者数などその代償があまりに大きすぎたというのが当方の認識です。

  •  [TypeKey Profile Page] afnfan
  • 2008年12月23日 14:43

私のイラク戦争についての考えを記します。ポチさんとは異なりますがご容赦を。

イラク戦争の大儀ですが、これといって確かなものは無いでしょう。
チェイニーやウォルフォビッツといったネオコンと呼ばれていた者が湾岸戦争の敗北後も権力の座に居座り続け、圧政を行い続けていたフセインを排除し、親米的民主政権の設立を目的としていたのではないでしょうか。
石油利権を得るためともいわれてましたが、戦争とその後の親米政権樹立のコストを石油でカバーできるとは考えられませんし、軍事産業の利益を誘導するためとも言われてましたが、兵器がハイテク過ぎるが故に開発費や製造コストが高くつき、利益はほとんど得られないのが現状です。
なお、グリーンスパン氏は経済・金融の専門家であり外交軍事の専門家ではありません。さらに連邦準備銀行はホワイトハウスとは独立している機関であるため、政権の暴露本を書いたところで信憑性は疑問です。

中東やイスラム国では選挙制度があっても単なる信任投票だったり、選挙があるが故に権力争いの暴力・テロが活発になるなど、前世紀的国家が多いのが現状です。そんな中、犠牲を伴ったにしろ選挙で議会を組織し、憲法を制定し、国家元首を決めるという我々では当たり前のことが)行われた事は評価すべきことだと思います。オイルマネーで潤っていた時期が過ぎ、国内の不満分子がテロ組織と合流する事を恐れている指導者は多いはずです。反体制への抑圧が国際テロにならないためにもこの地域の民主化は必須です。内政不干渉といわれればそれまでですが、暴力の連鎖が広がらないためには民主化の必要な国として関わりを深め、武力介入とまではいかないものの時には干渉も必要なのではないでしょうか?ブッシュ政権の手法が強引で犠牲が大きすぎるのはわかりますが、中東やイスラム国で民主化の機運を高めるにはどうすればよいのでしょうか?

昨年1月の米軍増派によりイラクの治安情勢は回復した事になっています。宗派対立による抗争が内戦勃発の手前であった状態がたかだか1〜2万人の増派で対立が収まったのが不思議でしかたありません。おそらく、物・金に余裕のある暴力集団は体力温存を図っているのでしょう。さて、米軍は徐々にですが撤退を始めます。完全撤退後のことを考えると体力温存を図っている集団の動きによりますが、イラク国内で再び宗派対立が起きる可能性を否定はできません。オバマ政権がこの事をどの程度認識し、どのように対応するのか見守る必要があります。

アメリカ民主党は平和のための内戦介入を良しとする傾向にあると見ています。
クリントン政権ではソマリア・ユーゴスラビア、コソボへの介入がありました。単独ではなく国連やNATOとしてですが。
オバマ政権に国連も手が付けられないスーダン・ダルフール紛争への介入を求める声が上がっている一方で、クリントン政権時にソマリアでの衝撃的な負け戦を経験しているスタッフが民主党やオバマ政権のスタッフには多いはずです。この問題に関してもオバマ政権の対応を見守る必要があるでしょう。

確かに戦争では犠牲が出ます。しかし、我が国も経験したように戦争による犠牲があるからこそ、大きな変革とそれによる今日の社会的経済的発展があります。戦争は短期的に見ると悲劇ですが、長期的に見ると大きな変革点のように思えます。

長文で多少脱線しましたが有難うございました。
以上

  •   みや
  • 2009年01月08日 01:25

みや 様、

再度の詳細なコメントどうもありがとうございます。以下、少しだけコメントいたしますね。
 
>中東やイスラム国で民主化の機運を高めるにはどうすればよいのでしょうか?
 
これは難しい問題ですね。 モデルケースとしては、エジプトやクウェートのような展開で、アメリカとの接近を図りつつも、
周辺のイスラム圏アラブ諸国となんとかうまくやって行く方法を模索するというのは一つのやり方ではないかと。
 
ただイラクがそのようになるのかは、まだ何ともいえませんが・・・
また、そもそもキリスト教的世界観に基づく欧米と同じ民主化というのは難しい気がします。
 
>戦争は短期的に見ると悲劇ですが、長期的に見ると大きな変革点のように思えます。
 
そうですね。少なくとも日本や韓国は大きな痛みを伴う過去の戦争を経験しましたが、その後良い方向に変革できたのかな、とは思います。
アメリカの傀儡ないしは属国に近い現在の日本の立場については、可能であるならば主権国家としてもっと自立すべきとも感じますが。
 
お互いに譲れない主張があるように思われますので、この話題についてはこの辺でdraw(引き分け)にいたしましょう。 d(^^);;
 
これに懲りず、今後ともよろしくお付き合い下さいね。
 

  •  [TypeKey Profile Page] afnfan
  • 2009年01月10日 01:06

Post a Comment

コメントする

(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •  

コメントありがとうございます。 最後に認証コード(画像の半角英数字)の入力をお願いします。
「確認」する場合は修正ページで入力してください。(サインインした場合は表示されません。